
活動内容
(What We Do)
**Precious Plastic Waseda(プレシャス・プラスチック・ワセダ)**は、
「使い終わったプラスチックを、自分たちの手で新しいモノに生まれ変わらせる」ことを目指して活動している、早稲田大学の学生プロジェクトです。
私たちは、普段見過ごされがちな小さなプラスチックごみを資源として捉え、楽しく・わかりやすく・行動につながる形でリサイクルに取り組んでいます。
活動は、次の5つの柱で構成されています。

プラスチックの回収
早稲田大学内の回収ボックスを使って、ペットボトルのキャップやコンタクトレンズのケースなどの小さなプラスチックを集めています。
「誰でも簡単に参加できる回収」を目指し、プラスチックごみを捨てるのではなく、「資源として集める文化」を広げています。

リサイクル製品の製造
回収したプラスチックは、自作のマシンを使って粉砕・加熱・成形し、くしやアクセサリーといった新しいアイテムに生まれ変わります。
学生自身の手で素材からプロダクトを作るこの工程は、”つくる楽しさ”と“環境への気づき”の両方を体験できる貴重な機会です。

ワークショップ
地域イベントや環境イベントなどで、実際にプラスチックを溶かしてモノを作る体験型ワークショップを 行っています。
子どもから大人まで、誰でも気軽に参加できるイベントで、環境問題を身近に感じるきっかけをつくっています。

環境へのインパクトの「見える化」
製品を作るときにどれだけ環境への負荷が減らせたのかを、LCA(ライフサイクルアセスメント)という方法で科学的に評価しています。
「何をどれだけ減らせたか」が数字で見えることで、行動の意味が実感できる仕組みを目指しています。

カラーチューブの再資源化
Ribinetさまのご協力の元、美容院で使い終わったヘアカラー用チューブの蓋を独自に回収し、再資源化に取り組んでいます。
廃棄される素材に新たな命を吹き込むことで、サロンと連携した循環型の取り組みを実現しています。
私たちは、「プラスチック問題」をただの“環境の話”としてではなく、
“自分ごと”に変えるきっかけをつくりたいと考えています。
楽しい体験を通じて、社会や生活を見つめ直す。
Precious Plastic Wasedaは、未来につながる行動を生み出す
「大学発・市民型リサイクルプロジェクト」として、
これからも挑戦を続けます。