再生プラスチックビーズ《beads》
Precious Plastic Wasedaでは、再生プラスチックの可能性をもっと身近に、もっと楽しく感じてもらうために、「beads(ビーズ)」というプロジェクトも展開しています。
プラスチックを“溶かす”ことで生まれる新たな素材。それを“手で形づくる”ことで、人と環境、人と人とが再び“とけあう”ような体験を生み出したいという願いが込められています。
ビーズができるまで
このビーズは、射出成形機を使って一気に出力された円形の成形物を、一本ずつ手作業でカットしてつくっています。写真のようにリング状に出力されたものから、ひと粒ひと粒切り出すことで完成します。
素材:再生ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)
色合い:回収されたプラスチック本来の色を活かし、マーブル模様や透明感のある粒も
製法:射出成形 → 手作業によるカット
用途:アクセサリー、ストラップ、キーホルダー、アート作品など
イベントでの活用:子どもたちと「つくって感じる」体験を
このビーズは、射出成形機の設置が難しいイベントや屋外ワークショップでも活躍します。
特に子どもたち向けの体験型プログラムでは、自分の好きな色のビーズを選んで、ブレスレットやキーホルダーなどを自由につくることができます。
プラスチックは「ゴミ」ではなく、「素材」であること。
そして、その素材には表情があり、可能性があること。
遊びながら、楽しみながら、環境について「知る」だけでなく、「感じる」きっかけをつくる。
それがこのビーズの持つ大きな役割です。
LCA(ライフサイクルアセスメント)
を用いた環境負荷評価
7.9 g-CO2
再生プラスチックビーズ《beads》
1セット製作するごとに…
を削減することが示されています
商品について
このビーズは、地域で回収されたペットボトルキャップやコンタクトレンズケースなどのポリプロピレン(PP)を主原料に、私たち自身の手で製造した再生プラスチック製品です。
重さ:1セット約3.6g
素材:再生ポリプロピレン(PP,PE)
製造方法:射出成形(インジェクションモールド)
金型提供会社:Sustainable Design Studio
製造場所:早稲田大学構内
表面に現れる青・白・水色のマーブル模様は、着色料を使わず、集められたプラスチックそのものの色によって生まれたものです。模様は一つひとつ異なり、世界にひとつだけのデザインとなります。